
公開日: 2025/07/18
薄毛と帽子はワンセット、切っても切り離せぬ一心同体少女隊、以心伝心梅屋シンみたいな関係であることはイトシン先生やスロもんタッグに出演していた頃の私を見ればお分かりになるはず。基本、帽子なしで動画には出演しないのでいつも必ず帽子を被っている演者やライター、ユーチューバーはほぼ薄毛ないしハゲ散らかしていると考えて差し支えありません。つまり、帽子がトレードマークのあの人もあの人も実際は薄毛かハゲ…。そう、業界に生息する隠れハゲの総数は島原の隠れキリシタンのそれよりも遥かに多いのです。
※決して薄毛を隠さぬ中武先輩は堂々としていてカッコいい。もうオマンコはあきらめたとは聞きました。
ヤング先生がよく言うように私は金の力でハゲをねじ伏せました。もちろん、その代償として性欲を失ったのは大きいですが、これはもうどちらを取るかという話です。モテたいから治療する、性獣のままでいたいから治療しない、ドンかビリーかに相当する究極の二択と言えますが、これまたヤング先生に言わせるとモテたいからハゲ治療したのにセックスできないのでは本末転倒。おっしゃる通り、事実、ハゲ治療薬を今なお服用している私は夜の打率が三割にも満たないのですから。
※ハゲにしたときのことを思い出して欲しいというか、先輩のてっぺん部分、七回裏のピッチャーマウンドみたいですよ。
オマンコする際は必ずチンポを洗うように、外出する際は必ず帽子を被ります。帽子を被らずにキャバクラに行って馴れ馴れしいドブスホステスにいつ頭を触られないとも限りませんし、散歩中の頭の悪そうな飼い主と小型犬に薄毛を半笑いされないとも限らないからです。そうそう、話は少し逸れますが、犬で思い出したことがひとつ。少年に言わせると、今の私の髪色は病気の野良犬と同じとのことです。って、なに言ってやがるバカ野郎、俺は野良犬じゃない、目下9連敗中の負け犬だハゲ。
※この頃はハゲ黎明期。薄毛を悟られぬよう毎日帽子を被っていました。
あれはまだ薄毛がバレていない頃、いや、バレていないと恐らく私だけが思っていた頃、どの番組だったかは忘れましたが、天気がいいからと屋上でオープニングを収録していたら突然の強風で私の被っていた黒いハットが吹き飛ばされてしまいました。共演者が帽子を拾ってくれお陰で事なきを得たのですが、いま考えてみると拾ってくれた方は驚いたような表情を浮かべていたので、もしかすると私の意外な薄毛を見てハットしたのかも知れません。うっすい話にお付き合い頂きありがとうございました。
※昔の相棒を捨てることなどできようはずがありません。
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